IBMのサーバーマシン xSeries 226のデータ復旧です。
この頃xシリーズが多いのは気のせい?
構成は80GBのSATAが3本でRAID5、約160GBのアレイ容量。
OSはWindowsServerがインストールされている模様です。
RAIDカードはAdaptecの2410SA、IBM純正扱い品です。
ステータスを見るとアレイにFailを検知。
診断機を掛けてみたところ、ハードディスク3本中、2本に物理障害が発生。システムがダウンしたものと思われます。
物理障害の1台を修復して、RAIDセットを仮組みします。
まずこちらのセットでデータ内容が正しいかお客様に報告です。
RAID5の場合で2台以上のハードディスクが壊れた場合、同時に壊れることはまずありませんので、「どちらが先に壊れたか」が重要になってきます。後に壊れたディスクのデータを用いてアレイを組み直さなければ最新のデータは取り出せません。
今回はタイムスタンプから比較的軽い障害のハードディスクが後に壊れたことがわかったのでひと安心。もうすぐ復旧完了です。