外付けハードディスク、TOSHIBA HD-SB50GSです。
パソコンで、中のデータを全く見られなくなってしまったのことで、ご相談いただきました。
お調べしたところ、データを読み込もうとすると、保護機構が働いてしまい、結果的にHDDが停止してしまう状態となっていました。
このようになる原因として、プラッターに不良が生じており、HDDには不良を自己修復するプログラムが組み込まれているのですが、
自己修復できる範囲を超えてしまい、結果的に動作を停止させてしまったことが考えられます。
ケースを開けると、中のHDDはMQ01UBF050です。
USB変換基板一体型の基板が使われています。
USBのポートからは直接制御できないので、SATAの信号を取り出す必要があるため、まず基板を修復し、HDDを制御可能とした上ではじめて、データ復旧の処置が可能となります。
不良セクタも多発している状態でしたが、出来る限りの回収を行い、最終的に必要なデータをほぼすべて復旧することが可能でした。
ありがとうございました。