先日、スーパーに行ったら、トマトが1個180円でした。相変わらず野菜は高いですね。
そして家に帰ってニュースを見ていたらこの秋は秋刀魚が大漁でお安くなるそうです。
さて、リンクステーションが突然認識しなくなり、ハードディスクを取り出してみたところ、ファイルシステムがすべてRAWと表示されてしまうとのことでご相談を頂きました。
取り出したハードディスクは HDP725050GLA360です。
実は、リンクステーションはOSがLINUXなため、Windowsから見ようとするとファイルシステムがRAWと表示されてしまいます。
ただ、パーティションが区切られていてRAWと表示されているということは、ハードディスクはまだ認識されているということです。
お調べしたところ、ハードディスクに不良セクタが発生している、いわゆるリードエラー状態でした。
不良セクタはハードディスクのガンと呼ばれており、一度発生すると次々増え、最終的にはハードディスクが認識できなくなるまでに至ります。(セクタに不良箇所が拡がっていく)放置しておくと症状が進行しますので、早めの処置をおすすめします。
この場合、データ復旧会社専用に開発された復旧機器を用いて、ディスク上に残っているデータを全て回収します。
前方、後方からの読み取りに加え、ヘッドの出力を調整することも可能で酷いリードエラーに威力を発揮します。基本的に開封の必要はありません。
今回も、すべてのセクタの回収に成功し、無事にデータを復旧することができました。
どうもありがとうございました。