RAID5のTerastation復旧依頼。夏場は特に増えます。
Terastationをお使いの場合、注意していただきたいのは液晶画面の色。
このようにバックライトが赤くなっている場合は故障を検知しています。
あわてて電源を切ると逆に再起不能になる危険があるため、なるべく刺激を与えないようにしながらデータの待避を行ってください。
さて今回、1台壊れているのをそのまま放置し、2台目が壊れてRAIDが崩壊した定番のパターンです
RAID5の場合、HDD何台で組んだのか、どちらが先に壊れたのか2点が復旧を進める上で重要な手がかりとなります。
HDD4台入っているからといって、すぐに4台構成のRAID5と判断するのはシロートです。
ホットスペア機能があるので、1台をホットスペアとして3台構成で組まれていることもよく見られます。
設定の詳細はユーザーさんが把握していないことが多いです。
続いて、どちらが先に壊れたか。
たとえば4台構成のRAID5で、1番2番が壊れ、3番4番が正常だったとします。
データ復旧する際には1番3番4番の組合せと、2番3番4番の組合せの2通りが考えられます。
これを把握していないと、2種類調べなくてはならないので調査時間も長くかかり
納品が遅くなってしまいます。