SSDのデータ復旧

正常に動作しなくなったSSDからデータを取り出します。WindowsはもちろんMacや外付け、ポータブルSSDにも対応可能です。タブレットPCに内蔵されているeMMCにも対応しています。

目次

SSDのデータ復旧事例

復旧できる症状

電源が入らない

電源が入らなくなったパソコン

パソコンの電源が入らなくなり、内蔵SSDのデータを取り出せなくなった。

OSが起動しない

電源は入るもののOSが起動しない

Windowsが起動しなくなり、内蔵SSDのデータを取り出せなくなった。

コピーできない

SandiskのポータブルSSD

ファイルやフォルダは表示されるが、開けない、コピーすると途中で止まる。

警告が出る

接続すると「フォーマットしますか?」「場所が利用できません」などの警告が出る。

認識しない

USB変換したM.2 SATA SSD

USBに挿してもまったく認識しない。一瞬だけ認識するがすぐに認識が外れる。

型番・容量が異常

SSDがPS3111と認識され容量も20MBと認識される

SATAFIRM、PS3111など異なる型番が表示される。容量が20MBなどと認識される。

復旧できるSSD

2.5インチSSD

2.5インチSATA SSD

2.5インチHDDと同じサイズのSSDです。汎用性があり、ノートPCだけでなくデスクトップPCでも搭載されています。

M.2 SATA SSD

M.2 SATA SSD

形状がM.2規格のSSDでインターフェースがSATAのものです。

M.2 NVMe SSD

M.2 NVMe SSD

形状がM.2規格のSSDでインターフェースがNVMe(PCI-Express)のものです。

Mac専用の内蔵SSD

Apple Mac Book

Macに内蔵されているSSD。Apple独自仕様の専用品です。

ポータブルSSD

SandiskのポータブルSSD

ポータブルタイプのSSD、USBメモリタイプのSSDにも対応しています。

eMMC

eMMCチップ

タブレットPCに内蔵されているeMMCに対応しています。

対応できないもの

以下のSSDは対応できません。

  • Trim機能によりSSDがクリーンアップされてしまったもの(フォーマットしたものなど)
  • 記録素子が物理的に破損して認識不可能なもの
  • インターフェースが特殊なもの
  • 暗号化処理されているもので解除キーの不明なもの
  • タブレットPCで分解が困難なもの

フォーマットしたSSDは「TRIM機能」が働き、水面下で実データを完全に消去するため、データ復旧をする余地が残されておらず、初期のSSDやWindows7以前の古いOSで使用していた場合を除き復旧不可能であることが多いです。

SSDのデータ復旧料金

初期診断にてレベルを判定します。

初期診断料金

¥11,000 無料 初期診断のみでキャンセルした場合でも無料です。但し1媒体1回に限ります。

  • 配送でのご依頼の場合、配送費用はお客様ご負担です
  • キャンセルした媒体を再度依頼される場合は無料適用されません。
  • 一旦ご返却した媒体を再依頼される場合、状態が異なることがあるため再度初期診断を行う必要があります。

復旧料金

復旧料金は論理障害、物理障害に分かれ、症状、処置内容によるレベルと媒体容量に応じた定額料金です。

論理障害

レベル139,800円(税込43,780円)
レベル249,800円(税込54,780円)
レベル369,800円(税込76,780円)
レベル4お見積り
論理障害レベル基準
レベル1ファイルシステムに損傷のないもの
レベル2ファイルシステムの損傷(FAT、NTFS)
レベル3ファイルシステムの損傷(APFS、HFS、Linux)
レベル4その他複合的な障害

物理障害

レベル169,800円(税込76,780円)
レベル299,800円(税込109,780円)
レベル3129,800円(税込142,780円)
レベル4お見積り
物理障害レベル基準
レベル1軽度の素子不良
レベル2中度の素子不良
レベル3基板、ファームの処置を要するもの
レベル4暗号化されているもの、その他複合的な障害
ご注意
  1. 論理障害は媒体容量512GBまで。512GBを超える場合、512GB毎8,800円を加算します。
    物理障害は媒体容量256GBまで。256GBを超える場合、256GB毎8,800円を加算します。
  2. 論理障害、物理障害が併発している場合、金額が高い側一方のみ適用します。
    論理、物理二重に適用されることはありません。
  3. 認識しない一部のMac専用SSDおよびNVMeの一部は現在対応しておりません
  4. 復旧したデータを書き込む納品用媒体はお客様でご用意ください。当店でご用意する場合別途費用がかかります。
  5. 配送の場合、宅急便等の運賃がかかります。
  6. 海外より資機材調達を行う関係上、料金が変動することがあります。

復旧できない場合、復旧料金は無料です。

SSDのデータ復旧についてよくある質問

お支払い方法などサービス全般に関する質問、他の媒体と共通する質問はこちらをご覧ください。

フォーマットしたSSDを復旧できますか?

SSDは不可能なことが多いです。HDDでは、フォーマットしても目次にあたる部分だけ消し、実データは残っていたために復旧余地がありました。ところがSSDでは「Trim」というSSDのメンテナンスを行う機能により、目次だけでなく実データ部分も削除してしまうためです。

他社で復旧は不可能と言われました。対応できますか?

前項の質問にあるとおり、Trim機能により実データが消されている場合はデータは復旧は不可能です。これは技術や機材の問題ではなく復旧の余地が残されていないためであり、どこの業者でも復旧不可です。

Surfaceは復旧できますか?

電源が入らないものはほぼ対応不可能です。また、可能であった場合も破壊に近い分解を行うためSurface自体は再利用不可能になることがあります。

BIOS認識しないものでも復旧できるのですか?

ファームウェア障害の場合、専用の復旧設備で障害を回避し、一時的に起動させる手法を用いますが、対応しているSSDは限られています。特にNVMeのSSDは解析が進んでおらず、現時点では対応不可となることがあります。

初期診断のお申込み

初期診断の料金は無料です

まずは初期診断をお申込みください。復旧対応可否、復旧料金を無料でお調べいたします。
店舗にご来店、宅配便で配送のどちらでも受付可能です。

SSDのデータ復旧に関するご相談

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  • セキュリティ保護のため非通知はかかりません。電話番号を通知しておかけください。
  • つながりにくいときはしばらく時間をおいてお掛け直しください。
当店から以下の事項をお伺いしますので、おわかりになる範囲でメモをご用意いただくとスムーズです
  • メーカー・型番(東芝、Sandiskなど)
  • 媒体の全体容量(500GB、1TBなど)
  • お使いのOS環境(Windows、Mac、スマホなど)
  • 症状(挿しても認識しない、一部が消えたなど)
  • 障害のきっかけ(停電以後、抜き差し時など)
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